26日を過ぎた0:30頃、2匹目が孵化。
産卵から79日であった。
撮影は失敗に終わった。
残念である。
一番記録したいシーンだったが、孵化直前でピントがずれた。
タッパーと温冷庫の扉を挟み、非常にピントが合いにくかったが、
それまではなんとかピントは合っていただけに悔やまれる。
インターネット上にアップロードするにはとても見苦しい映像となってしまったが、
ひとつの記録として以下に貼付た。
また来年、上手くことが運べば再度、孵化の撮影に挑戦したい。
全長15.5cm、先に孵った個体より小さく、
それぞれの足の指、各1本づつがうまく形成されなかったようで短く、爪がない。
栄養が足りなかったのか、卵の管理方法に問題があったのか、原因はわからない。
大事に育てようと思う。
孵化は嬉しいが、撮影ミスも重なってなんとも複雑である。
約8ヶ月前から繁殖を目的に彼らの飼育を始め、その目標を達成することができた。
それができたのも全て、Rさんやインターネット上で情報発信をしていただいている方々のおかげで、とても素晴らしい体験ができました。
特にRさんには何度、感謝してもしきれないほど、大変お世話になりました。
いつも快く、貴重な情報をご提供してくださいました。
この場を借りて、改めてお礼を言わせてください。
ほんとうにほんとうにありがとうございました。
息子が庭先で捕まえたカナヘビが産卵し、孵化した。
大変感動し、小さい頃夢中になったトカゲの魅力を思い出したのが今回の始まりだった。
私と同じように価格も安く、丈夫でボリュームがあり、尚かつハンドリングも容易で初心者にはぴったりなこのオニプレートトカゲに魅力を感じ、飼育に挑戦する方も少なからず存在するだろうと思う。
そんなとき、このブログが少しでも何かのお役に立つことができればとても嬉しい。
以上、ヒガシオニプレートトカゲの観察記録を終わります。
Sudan plated lizard / Gerrhosaurus major major / ヒガシオニプレートトカゲ
飼育と繁殖の観察記録 / Observations of breeding and rearing
2012年11月30日金曜日
2012年11月25日日曜日
孵化 (Hatch out)
24?25日に1匹が無事に孵った。
気づいたのが25日の朝、9時40分ごろ。
2番目に産み落とされた卵bが先に孵った。
9月9日に産卵、77日で孵化。
撮影を予定していたが、予想よりも早かったため映像に残すことができず残念である。
あと1つ、卵が残っているのでなんとか孵化の瞬間を記録したい。
ほぼ、毎日のように検卵を行っていたが、孵化の前兆のようなものは確認できず、
まさか80日前に孵るとは思いもしなかった。
産卵から約1ヶ月半頃から直径5mmほどの気泡?のようなものが現れ、
それがどんどんと大きくなり、孵化直前でほぼ卵の半分ほどを覆う。
また、たくさん確認できた血管は細く、少なくなる。
この頃になると卵の中で動く様子はまったく確認できなかった。
以下、孵化3日ほど前の検卵の様子。
こうして見比べると、卵-aはずいぶん白く、気泡?空洞?部分もずいぶん広く見える。
大丈夫か、無事に孵化してくれる事を祈る。
小さくても大人とほとんど同じ。
全長は17cm、バナナを少し食べた。
少し気が早いかもしれないが、この個体は雄か、雌か…
とにかく初めて見るベビーの姿に感動した。
とても嬉しい。
気づいたのが25日の朝、9時40分ごろ。
2番目に産み落とされた卵bが先に孵った。
9月9日に産卵、77日で孵化。
撮影を予定していたが、予想よりも早かったため映像に残すことができず残念である。
あと1つ、卵が残っているのでなんとか孵化の瞬間を記録したい。
ほぼ、毎日のように検卵を行っていたが、孵化の前兆のようなものは確認できず、
まさか80日前に孵るとは思いもしなかった。
産卵から約1ヶ月半頃から直径5mmほどの気泡?のようなものが現れ、
それがどんどんと大きくなり、孵化直前でほぼ卵の半分ほどを覆う。
また、たくさん確認できた血管は細く、少なくなる。
この頃になると卵の中で動く様子はまったく確認できなかった。
以下、孵化3日ほど前の検卵の様子。
卵-b |
卵-a |
大丈夫か、無事に孵化してくれる事を祈る。
小さくても大人とほとんど同じ。
全長は17cm、バナナを少し食べた。
少し気が早いかもしれないが、この個体は雄か、雌か…
とにかく初めて見るベビーの姿に感動した。
とても嬉しい。
2012年10月3日水曜日
検卵-4(egg candling-4)
以下、最近の卵の様子。
卵の中でよく動いているようで、このように姿が確認できない日もある。
アルファベットの「C」に似た姿で伸びたり縮んだりしている。
マークをつけたあたりに血管が重なってそう見えているのかもしれないが、
足が形成されてきているような影が見える。
卵の中でよく動いているようで、このように姿が確認できない日もある。
アルファベットの「C」に似た姿で伸びたり縮んだりしている。
マークをつけたあたりに血管が重なってそう見えているのかもしれないが、
足が形成されてきているような影が見える。
2012年9月22日土曜日
動いた(moving)
以下に動画を掲載。
卵の中の幼体はアルファベットの「C」に似たカタチで、伸びたり縮んだりしていた。
動画には将来、尾になるだろう部分が写っている。
卵-bも動画にはうまく写らなかったが動く様子を確認した。
2012年9月20日木曜日
検卵-3(egg candling-3)
最近のヒガシオニプレートトカゲの卵の様子。
以下に写真を掲載。
産卵から1週間が過ぎた。
どちらの卵も以前の検卵では確認できなかった無数の血管が見える。
まだ動きはない…が、2個とも順調?に成長しているようだ。
9月も半ばを過ぎ、朝の気温もずいぶん下がってきたことから温冷庫の電源をONに。
扉を閉め、設定温度は32℃だが庫内に設置している温度計は29〜30℃を指す。
やはりこの冷温庫は周辺温度やその環境によって2〜3℃の誤差が生じるようだ。
引き続き、温度管理には注意が必要である。
使用温冷庫:http://www.mso-corp.jp/products/reionko/mso-r1020.html
毎日、朝と夜、1日に2回は蓋を外し検卵およびその他変化がないかの観察を続ける。
孵化予定日までまだまだ先は長い。
以下に写真を掲載。
卵-a |
卵-b |
どちらの卵も以前の検卵では確認できなかった無数の血管が見える。
まだ動きはない…が、2個とも順調?に成長しているようだ。
9月も半ばを過ぎ、朝の気温もずいぶん下がってきたことから温冷庫の電源をONに。
扉を閉め、設定温度は32℃だが庫内に設置している温度計は29〜30℃を指す。
やはりこの冷温庫は周辺温度やその環境によって2〜3℃の誤差が生じるようだ。
引き続き、温度管理には注意が必要である。
使用温冷庫:http://www.mso-corp.jp/products/reionko/mso-r1020.html
毎日、朝と夜、1日に2回は蓋を外し検卵およびその他変化がないかの観察を続ける。
孵化予定日までまだまだ先は長い。
2012年9月15日土曜日
検卵-2(egg candling-2)
産卵2日後の検卵でうっすらと確認できる程度だった頃より、円状に見えていた部分が赤くはっきり見え始めた。また胚から伸びる血管も前回は確認できなかったが、産卵から5日めの今回、写真に収めることができた。
2012年9月12日水曜日
産卵(laying 2 eggs)
2個の卵を無事に産卵した。
交尾(8月15)から約3週間、25日後の9月9日、22:00頃から翌朝の3:00過ぎのことであった。
以下産卵まで、時間を短く編集した動画を掲載。
交尾後から簡易ケージでの室内飼育に切り替えてからの雌個体の様子を以下にまとめた。
- ケージ:700×700mmの段ボール箱
- シェルター:500×300mmの段ボール
- 床材:新聞紙
- 産卵床:200×300mmの植深めの植木鉢に水で湿らしたバーキュライトと赤玉土を1:1ほどで混ぜたもの
- 水入れ:陶器で出来た鳥用の水入れ(ひっくり返らないのでよい)
- UV灯:朝8時から夕方5時まで点灯
- 保温:産卵3日前よりシート型の保温器具を設置
午前10:00にバナナ(厚さ1cm、2切を3等分/1日を通して食べきるか1~2個残す)と
フタホシコオロギ(終齢幼虫~成虫10匹/全て与えてすぐ完食)
途中、バナナをあまり食べなくなり、コオロギのみを選んで食べるようになる。
このことから植物性ではなく動物性の食べ物を欲しがっていると推測し、
交尾から約1週間前後にピンクマウスのMサイズ2匹を1度だけ与えた。
交尾から約1週間前後にピンクマウスのMサイズ2匹を1度だけ与えた。
交尾後から約3週間まで特に食欲に変化は見られなかったが、産卵3日前からぱたりと食べなくなった。
また糞の回数が1日1回であったのが2回、3回と排泄が増えた日を何度か確認。
特に行動や食欲、体型などに変化が見られたのはこのころからであった。
- 産卵床を軽く掘る
- 急激に痩せる
- 吐き戻し
- 小さな糞を排泄
- 元気がない
お腹にもなんとなく卵の形がうっすら見て取れる気がした。
上記のような行動を2日ほど続け9日の22:00頃から本格的に産卵床を掘る行動を示した。
今回の例もそうだが、すでに同種の産卵をご経験されている飼育者の方々の情報から
ヒガシオニプレートトカゲのそれは夜行われることにほぼ間違いないように思う。
産卵床を掘る行動を約1時間続け、穴の方へお尻をむけて23:00過ぎ、産卵が始まった。
時折、身体をくねらせてイキんでいるようであった。
1つ目の卵を産むのに約1時間以上、2つ目はその約40分後に産み落とされた。
その後約2時間半もの間身体をくねらせてイキんでいるようにも見えたが、午前4時過ぎに卵を取り上げ、ハッチライトを孵化床にした直径110mm高さ85mmのタッパーに収容し、用意しておいた温冷庫に保管。設定温度は30℃だが、頼りないことに庫内温度と±2~3℃も上下があり、温度管理には注意が必要である。(現在は29~30℃を保っている)
以下写真を掲載。
その後雌個体は産卵床を掘る行動を続けていたが、1日もすると止んだ。
餌は産卵後3日間でバナナ(厚さ1cm、2切を3等分)と
フタホシコオロギ(終齢幼虫~成虫10匹)ピンクマウスM2匹、デュビア2匹、
ぶどう5粒。食欲も戻ったようで元気にしている。
フタホシコオロギ(終齢幼虫~成虫10匹)ピンクマウスM2匹、デュビア2匹、
ぶどう5粒。食欲も戻ったようで元気にしている。
しばらくはこの産卵用に準備した飼育環境で様子を見ることにする。
卵は産卵2日後に検卵を行った。
以下写真を掲載。
どちらの卵にも胚の発生が確認できる。
温度管理は頼りない温冷庫、湿度はハッチライトに頼ることになる。
クリーパーNo.38には約80日前後で孵化したという記録が記載されている。
うまく行けば約3ヶ月後の11月下旬~12月上旬に彼らのベビーに
会うことができるだろう。とても楽しみである。
会うことができるだろう。とても楽しみである。
最後に、今回のヒガシオニプレートトカゲの飼育に詳しいRさんからたくさんのアドバイス、産卵前の雌の行動、飼育環境などその他様々なことをご教授していただくなど、多大なるご協力をいただきました。この場を借りて改めて感謝の意を表したいと思います。ほんとうに感謝いたしております、ありがとうございました。またインターネット上で同種の情報を発信されている方々にも大変感謝しております。貴重なデータや方法として参考にさせていただきました。
引き続き、孵化までの記録や、ヒガシオニプレートトカゲの飼育記録について書き綴って行きたい。
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