とうとう雄の頭部に血がにじんでいる。
夕方、行動を終えた彼らがシェルターを奪い合ったと考えられる。
「ガリッ」という音とともに勢いよくシェルターから飛び出した雄の姿がビデオカメラに写っていた。
当初は500×500mmのシェルター1つで十分だと思っていたが間違いだったようである。
本来は別々に飼育するべきなのだろう。
なんとか10月からの室内飼育まで雄には我慢していただきたい。
いよいよ別にシェルターが必要になったようなので奥にあった流木を排除し、1100×300mmの横長なシェルターを設置。
真ん中と左右に出入り口を設けた。
左右のトンネルからは真ん中に抜けられる構造にした。
また、砂が雨などで濡れた場合、彼らの腹部にあたる表面積が広く、冷えてしまうことで消化不良なども考えられることから一部床材を砂ではなく木屑を使用。
(500×500mmのシェルターは砂である)
木屑のほうが砂よりも空気が層になる分、腹部の冷えを解消できるのではと考えた。
それぞれが快適な場所を選んでくれたらいいなと思う。
しかし、ここは日本で彼らが住んでいたアフリカ東部とは気候も違う。
良いと思えることもうまく機能しないこともあるはず、飼育環境はこれからも試行錯誤しなければならない。
しばらく様子を見ることにする。
彼らは囚われの身だ。
できるだけ自然に近い環境で飼育したい。
できるだけストレスが少ない状態で一生を終えてほしい。
彼らは私の欲に耐えている。
少しでも彼らによい環境を提供していきたい。
撮影中のカメラに上る行動を見せることもあるので今後は立体的な活動ができるような流木をさがしてみようと思う。
Next time, I'll find a driftwood that the female lizard can climb.
She always try to climb the camera.
飼育と繁殖の観察記録 / Observations of breeding and rearing
2012年7月12日木曜日
2012年7月7日土曜日
性格 different characters
飼育しはじめ、2匹の体格差はさほど感じなかった。
体格のせいか、2匹を見ていると力の差は雌が上のようである。
She is scratching her neck by back paw like a dog.
I've never seen that.
犬などのように後ろ足で首のあたりを器用に掻いている。初めて見る行動。
現在、雄よりも大食で活動的な雌のほうがよく太っている。
雄も雌と同じように毎日餌を食べ、毎日糞も排泄し体調は良さそうだが、当初より変化がないように見える。
単純に食べる量が違うのか、複数飼育でのストレス、寄生虫などが原因かもしれないが、経過を観察することにする。
それでも、雄は後ろ足が雌よりも太く、首から頭部先端までが長いからか雌よりも大きく感じる。
今後は体重や体長の測定を検討する。
体格のせいか、2匹を見ていると力の差は雌が上のようである。
雌が近くに来ると、雄はそそくさとその場を離れる様子を何度も確認。
前述したが、雄と雌では後ろ足の太さが違う。(飼育下2匹比較)
脚の太さが関係しているのか、時折見せる雄のジャンプには驚かされる。反対に雌はあまりジャンプを見せない。だらしなく壁に立ち上がる程度である。彼らの行動にはかなり個体差があると思われ、撮影中のカメラによじ上る、犬のように後ろ足で首あたりを掻く、これらの行動を確認できたのは今の所雌だけ。穴堀に関しては雄だけだ。やはり雄雌で行動時間、水浴び、シェルターに身を隠す頻度など、かなりの違いが見られることがわかる。
She is scratching her neck by back paw like a dog.
I've never seen that.
犬などのように後ろ足で首のあたりを器用に掻いている。初めて見る行動。
2012年7月6日金曜日
雨 rainy day
最近、雨がよく降る。梅雨なので。
天気予報が雨のときはケージの上部半分を透明な浪板で覆い、雨があたる部分とあたらない部分をつくっている。
どんな意味があるのかはわからないが、脱皮などに関係があるのではと思う。
雨上がりの行動は非常に活発で、2匹ともによくケージ内をウロウロと歩き回りコオロギを追いかける姿が確認できる。
気温は27~28℃、湿度は60~70前後ほどで日差しも時折雲の隙間から太陽が顔を覗かせる程度の気候である。
気温が30℃を超え、雲もなく日差しも強いときは影になる場所でじっとしていることが多く、餌を食べるのも午前中といった感じ。
シェルターに身を隠すことも多くなり、撮影しているビデオカメラはまるで静止画のようになる時間が増える。
飼いはじめたときにはあまり見られなかった行動を最近よく目にする。
争うほどではないが、どちらかが相手の身体に噛み付く行動が一日に一回は確認できる。
噛み付く方は、はじめに舌を数回出し、相手を確認した後、軽く噛み付く。
噛み付かれた方は、びっくりする様子も見せるが、特に気にしないような素振りでじっとしていることも。
雄が雌に噛み付いた場合、雌はじっとしている。
しかしその逆、雌が雄に噛み付くときは決まって雄を追い払っているように見える。
目の前にある雄の身体を噛み、雄はびっくりした様子でその場を去ることが多い。
前回Youtubeにアップした動画、互いに激しく争っているのは雌がシェルターから雄を追い出そうとしているものと思われる。
2012年6月6日水曜日
撮影 filming
どうしても日頃の彼らの活動を観察したいのでビデオカメラで撮影することに決めた。
朝8時から夕方5持過ぎの約9時間ほど撮影することにする。
撮影を開始し始めて1週間以上が過ぎ、彼らの活動パターンがわかってきた。
雌は朝8時前後、ケージ内に日光が差し込み、それから約1時間後シェルターより這い出し活動を開始する。
雄はそれよりも約1時間送れて活動を開始。
I decided to make a film of the plated lizards life with a video camera because I want to monitor their activity. The time of filming is about 9hours of 5pm from 8am. I'm getting a pattern of their activity when I have made a film of them about a week. She starts her life. About 8am, the sun begins to shine on their cage. Then female gets out of the shelter. He starts his life one hour later than female.
雄の特徴
活動時間や、食べる餌の量のことから雄よりも雌は若い固体ではないだろうかと推測。
繁殖に影響があるかは不明である。
これまでの1週間以上の観察で2度、彼らの争う様子を確認している。
どちらも午前中ではなく、午後3~4時の間である。
今のところ頻繁に争うわけではないので経過を観察することとする。
1度目は雄が雌に噛み付いた。
He bit her neck.
2度目はどちらが先に噛み付いたかはわからないが、お互いに噛み合っている。
They are fighting.
朝8時から夕方5持過ぎの約9時間ほど撮影することにする。
撮影を開始し始めて1週間以上が過ぎ、彼らの活動パターンがわかってきた。
雌は朝8時前後、ケージ内に日光が差し込み、それから約1時間後シェルターより這い出し活動を開始する。
雄はそれよりも約1時間送れて活動を開始。
I decided to make a film of the plated lizards life with a video camera because I want to monitor their activity. The time of filming is about 9hours of 5pm from 8am. I'm getting a pattern of their activity when I have made a film of them about a week. She starts her life. About 8am, the sun begins to shine on their cage. Then female gets out of the shelter. He starts his life one hour later than female.
雄の特徴
- 朝10時過ぎから活動を開始
- シェルターから出てすぐに果物など植物性の餌を食べることが多い
- バスキングで体の温度が上がればコオロギを追いかける
- 餌を食べるのはほとんど午前中のみ
- 餌を食べる量は雌よりも少ない
- 糞は毎日排泄
- 午後になるとシェルターによく潜り込む
- シェルターから頭部だけを出し、いつも同じ場所で眠っている
- 水にはあまり入らない
- 午後4時過ぎには活動を終えている
- 警戒心が強く、ケージを覗くとシェルターに素早く身を隠す
雌の特徴
- 朝9時過ぎから活動を開始
- 十分なバスキングの後、餌を食べる
- 餌を食べる量は雄よりも多い
- 午後を過ぎても餌入れに餌が残っていると食べる
- 糞は毎日排泄
- シェルターにはほとんど潜らない
- 活動範囲が広く、よく歩き回る
- 水にもよく浸かり、水もよく飲む
- 午後5時過ぎにシェルターへ潜り込み活動を終えている
- 警戒心はあまり強くなく、ケージを覗いても隠れたりしない
活動時間や、食べる餌の量のことから雄よりも雌は若い固体ではないだろうかと推測。
繁殖に影響があるかは不明である。
これまでの1週間以上の観察で2度、彼らの争う様子を確認している。
どちらも午前中ではなく、午後3~4時の間である。
今のところ頻繁に争うわけではないので経過を観察することとする。
1度目は雄が雌に噛み付いた。
He bit her neck.
2度目はどちらが先に噛み付いたかはわからないが、お互いに噛み合っている。
They are fighting.
2012年5月18日金曜日
完成 Well done
性別 sex
今回の飼育目的は「繁殖」なので、なんとか性別を知りたい。
まずはじめにオニプレートトカゲについて詳しく書かれた書籍やブログなどの記事探しをしたがなかなか見つけられず、安価で出回り輸入されている量も少なくはないが、それに見合った情報は少ないということがわかった。
数少ない情報から、爬虫類・両生類情報誌「クリーパー No.38 2007」に同種の繁殖情報が掲載されていると知り、バックナンバーを購入。
「雄の後股の裏側に鱗が目立つ」とあり、「雌の後股の裏側は、目立つ鱗は並ばない」と書かれている。その他、海外のサイトやYoutubeなどをまわり同じように雄雌が識別が出来ることを知る。
以下に2匹の写真を掲載。
※雄、雌の順で各部分を写真に収めた。
雄:全長48cm 年齢:不明
雌:全長46cm 年齢:不明
後足の裏側の他に見分けられる特徴はこの2匹での比較になるが、排泄部分(尾の付根)の鱗の大きさ形が異なっているように思える。
雄は鱗1枚が長く、それに比べ雌の鱗は1枚が短く横に広く感じる。
ちょうどカニの雄雌の腹部の違いに似ている。
また頭部にも違いがあるように感じた。
雄は色が濃く、上から見ると横幅はさほど変わらないが、眼から鼻先、頭部全体が細長く見える。
雌はその反対で、色は薄く、全体的に「短い」印象を受ける。
2匹
はじめの一日目は微動だにせず、2匹ともまるで置物のよう。
4月25日、朝起きると雄?は床材に潜っていたが雌は昨日からほとんど動いた形跡がなかった。
購入して2日目、バナナとみかんを与えてみたが食べた形跡はなかった。
夏の間は外で飼育するつもりでいる。庭にある程度の大きさの小屋を立てる予定だ。
現在は窮屈で申し訳ないが60cm水槽で仮住まいしていただいている。
朝、日差しが出てきたので水槽ごと外へ日陰半分、日差し半分ほどになるツツジのそばで一日過ごしていただいた。
4月21日にお店へ入荷し、その3日後に我が家へ招いたことになるのでストレスなどもあろうかと、この日は物陰からそっと観察するだけにとどめた。
お昼過ぎから体が温まったのか元気に活動していたので大きめのタッパーに水を張り水槽に配置、しばらくして覗くと雄?がとっぷりと浸かっていた。
その後観察を続けていると雌?は一度も水には浸からなかったが雄?は何度も出ては入りを繰り返す、個体によって好みがあるのかもしれない。
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